2009年09月10日

BarBriの利用

・授業の聴講
よく「BarBriの授業は受けずにアウトラインだけで勉強した」という話を聞きますが、私からするとそういうことができる方は非常に優秀な方なんだろうなーと思います。
この点について何人かのアメリカ人弁護士に相談してみたのですが、全員「授業は受けた方がよい」と答えました。
私も実際に受講してみて、少なくともエッセイ科目については授業を聞いた方がいいと思います(MBE科目は時間がなければ聞かなくても対応可能かなと思います)。

・2月受験
実は、7月受験用のBarBri講座と、次の年の2月受験用のBarBri講座では全く同一のテキストが使用されています。
なので、7月合格組のBarBri教材、特に記入済みHandoutをeBayなどで手に入れておいて、次の年の2月受験用のBarBri講座を受けると非常に効率的に勉強を進めることができます。
ライブ講義ではHandoutに記入するだけで精一杯という話をよく聞きますが、すでに記入済みのHandoutがあれば非常に楽です。
この場合、テキストが2セットになってしまいますが、1セットはBarBriに返却、もう1セットはeBayで売ればコストも抑えられます(うち1セットは新品のまま置いておけますし)。

・iPod講座
iPod講座では授業中に聞き取れなかったところを何度でも聞き直せますので、私のように十分な英語耳を持たない者にとっては非常に役に立つツールです。
「自分の好きなときに勉強できる」というのも売り文句かもしれませんが、好きなときに勉強していたのでは合格はできないでしょう。毎日時間を決めて聴講するのが基本かと思います。


posted by TX at 21:29 | Comment(0) | 試験情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月21日

自信をつける

7月受験の方は勉強も佳境に入っていると思います。
私の場合、勉強をやっていて「やっぱり合格は無理だわ。」と自信をなくしてしまうことが何回もありました。
もし、そんな状態になってしまったら・・・以下の話を読んで自信をつけてください。

・アメリカ人だって不安に思っている
ネット上の掲示板などを見ていると、不安で不安で仕方がない、という趣旨の投稿がネイティブのアメリカ人によってなされているのを多く見かけます。
3年間JDでみっちり学んできたネイティブのアメリカ人でさえ不安に思うのですから、我々のようなガイコクジン、しかもLLM生が不安に思わないはずがないでしょう。
試験に不安はつきものです。

・負かせることのできるアメリカ人もたくさんいる
ネイティブの英語力には勝つことはできませんが、いろいろなアメリカ人が受験しています。
彼ら全員に勝つ必要はなく、何人かに勝てばいいのです。
ロースクールを卒業したアメリカ人はおそらくアメリカの平均よりも優秀な学生が多いと思いますが、Barを受験する日本人は、司法試験に合格したり、留学のために会社内の狭き門を通過してきたりしたわけですから(自分は含まれてませんが・・・悲)、彼らよりももっと優秀だと思います。そんな日本人留学生なら、ロースクールを卒業したアメリカ人の何割かを撃沈できるはずです。

例えば・・・
私の右隣に座っていた受験生は、NCのBarに合格したといっていましたが、1日目の午前中は何も書けずに固まっていました。おそらくIL用の勉強はしていなかったのでしょう。
IL Barを受験しているのにIL用の勉強をしてこないような人が(他州ではありますが)合格するのです。そして、そんな人が受験生の中にいるわけです。
こんなアメリカ人は打ち負かしてしまいましょう。

そして・・・
私の左隣に座っていた受験生は、MBEの午後のセクションを10分近く残して終えたようで、「おぉースゲー!」とプレッシャーを感じていたのですが、彼はその後の10分間見直しも何もせずにヒマそうにガサガサしているだけでした(実際に見ていたわけではないですが、たぶん)。
ロースクールの試験でも思いましたが、アメリカ人は潔いというか、最後まで粘って1点でも点数を上げるという努力をしませんね。その姿勢はオトコマエですが・・・試験は合格しないと意味がありません。
彼らがボーっとしている間に1点でも点数を上げて彼らを打ち負かしてしまいましょう。
時間が余るかどうかは別として、最後まで諦めないという姿勢は非常に重要だと思います。

・演習中の正答率は気にしない
score.bmp演習中の正答率が低くても悲観しすぎる必要はありません。
恥ずかしいですが私の直近200問の正答率グラフを曝しておきます。
これを見て「こいつには負けてない」と自信をつけてください。

・試験直前は新しいことはしない
上のグラフは試験直前に急上昇していますが、これは意図的なものです。今までに解いた問題をもう一度解いたので正答率が上がっています。
試験直前はとにかく自信をつけないといけません。
試験直前は今までに解いた問題のみを解いて正答率を上げて自信をつけましょう。

ゴールまであと少し、頑張ってください!・・・
posted by TX at 23:18 | Comment(0) | 試験情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月23日

試験の実際

勉強方法については他の方の情報を参照していただくとして、今回は試験の実際について書きたいと思います。
以下の記述はILの試験に関する情報なので、NYやCAなどとは状況が異なると思います。あくまで参考ということでお願いします。
・座席
シカゴ大の教室でしたが、隣の人と間隔を空けずに詰めて座らされたので、座席は非常に狭かったです。
隣の人の動きがわかる距離なので、ちょっと集中しづらいかもしれません。

・持ち込み品
エッセイ試験で自分の席に持ち込めるのは受験票とペンのみ、MBEでは受験票だけです(消しゴム付き鉛筆が貸与される)。
食べ物、飲み物はもちろんのこと、ハンカチさえ持ち込むことが許されませんでした。(NYでは飲み物を持ち込めるという話を聞きました。)
ILは非常に厳しいようです。
ただし、耳栓はOKでした。これは必需品ですので忘れずに!

・エッセイ試験
午前中はILエッセイ3問とMPTがありました。
ラップトップの問題では4問まで解答できるようになっていましたが、最初の90分では4問目のMPTの解答欄には進まないように指示されました。
90分経過したところで一旦中断。MPTの問題を配付し、それが完了した後、4問目の解答欄に進むように指示があり、MPT開始。ちなみに、4問目に進むと1〜3問目の解答欄に戻ることはできないようになっていました。
午後は3時間ぶっ続けで6問解答。
試験要項には、試験会場ではネットに接続できないと書かれていましたが、実際には試験会場内の無線ネットワークにアクセスする方法を試験終了後に教えてくれたので、その場で解答をアップロードできました。
問題集は、ILエッセイのみ持ち帰り可能、その他は回収。

・MBE
午前中はQ1〜Q100、午後はQ101〜Q200という問題番号になっていました。
問題集に割り振られてる番号が複数種類ありましたので、隣同士の問題集が全くの同一物とならないように、問題の順番を入れ替えた複数のバージョンを配布しているのではないかと推測しています。(MPREも同じ)
確か解答用紙にSSNの記載欄があったと思います。SSNを持っていない人はどのように記載すべきか聞かないといけないかもしれません。

・眠気
とにかく長い試験なので、試験中に眠気が襲ってこないかが心配でした。
睡眠薬を使って前日はしっかり寝れるようにしました。
また試験中の昼食は食べ過ぎると眠くなってしまうので、あらかじめ買っておいたバナナとチョコバーだけで済ませました。外に食べに行っている時間はほとんどないのではないでしょうか。
posted by TX at 00:02 | Comment(0) | 試験情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月20日

MBE Changes

某掲示板にMBE changes for July 2009として投稿されていましたが、私が受験した2月からすでにこのスタイルに変更されているような気がします。
http://www.ncbex.org/uploads/user_docrepos/770308_donahue.pdf

posted by TX at 17:02 | Comment(0) | 試験情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月15日

ラップトップ受験に関して

本番でトラブったときのことを考えてリスク回避のためラップトップ受験ではなくBlue Book受験にした、という方の記事を見かけたことがありますが、私の場合はそのような結論になりませんでした。

ILはエッセイ5点満点で3点取ればいいのですが、仮に手書きで3点取れるだけの実力があったと仮定すると(かなりアヤシイですが)、ラップトップだと入力も速いし編集もしやすいので、少なく見積もったとして3.5点は取れるでしょう。
で、ラップトップ受験のリスクについて考えてみると、私が受験した会場には50人ぐらいいたのですが、そのうち2人ぐらいが試験前にトラブっていました。幸い2人とも試験前に回復しました(試験官が試験開始を少し遅らせてくれました)が、2人ともダメだったとしてもその確率は2/50です。この場合にはBlue Bookに切り替えられるので、本当は0点にはならないのですが、不幸にも0点になってしまったと仮定すると・・・
ラップトップ受験のスコアの期待値=3.5×48/50+0×2/50=3.36
ということで、ラップトップ受験の期待値はBlue Book受験の期待値3.0を上回ります。

結論:ラップトップで受験すべし。

NYは配点が違いますが、計算するとおそらく同じような結果になるのではないでしょうか。

ちなみに、日本語OSでも受験できるようです。参考リンク
posted by TX at 14:01 | Comment(0) | 試験情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月27日

Bar受験情報サイト

もうすぐしたらJuly試験のためのBarBri講座が始まりますね。

NYの受験情報は日本人留学生の間で出回っていると思いますが、その他の州を受験するような方は自分で情報収集をしなければなりません。
私は以下のサイトで情報収集をしていました。
  • NCBE
    このサイトはNY受験生も必見。
  • Study for law
    掲示板は活発ではないが、spamが少ないので快適
  • JD Underground
    とにかくspamが多いのでウザいが、たまにイイ情報が得られる。
  • All4JDS
    こちらも少しspamあり。CA Barに関する情報が多い。
  • Baroutlines
    各州のBar試験用アウトラインを販売。私もこちらで購入。
    うまくまとまっていると思う。エッセイ科目はBarBri Handoutsをまとめた感じ。それなりに使える。
    レクチャー(というかアウトラインを声優さんが読んでいるもの)もpodcastされているのでそれなりに使える。
できることなら情報がたくさん蓄積されているNYを受験したいですね。。。
posted by TX at 15:46 | Comment(0) | 試験情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月12日

試験勉強について

TADYさんから試験勉強についての質問があったので、参考になるかどうかわかりませんが、その回答を兼ねて私の試験勉強方法について書きたいと思います。

勉強の開始時期
7月受験組の同級生から聞いていたように、勉強の開始は「早ければ早いほどいい」ことは間違いありません。
私の場合はロースクール卒業後、次の年の2月まで長期間にわたって勉強期間があったわけですが、引越やその後の生活の立ち上げなどで勉強する時間がなく、そもそも受験資格が確定していませんでしたので、勉強をしようというモチベーションが起きませんでした。
実際に受験資格が認められ勉強に専念し始めたのが12月からですから、結局、他の受験生よりも約1ヶ月多く勉強時間を確保できました。
それでも試験前は「もっと準備期間が必要」という状態になりましたので、勉強を始められるのであれば(少しずつでもいいから)なるべく早くから始めておいた方がよいと思います。
1ヶ月余分に勉強できていなければ不合格だったと思います。

「ロースクールに通う前に. . . 基本科目について. . . アメリカ法の知識[もない]状況で、Barbriの問題集から始めてもついていけるの」?

という質問についてですが、アメリカ法に対する慣れ・不慣れはあるでしょうけど、ついていけないことはないと思います。
私の場合、ロースクールで学んだ事項のうち、Bar試験科目に関連するものはConstitutional LawとEquityの一部ぐらいでした。他の科目については何も知識がない状態から始めたので、ロースクールで学ぶ前であってもついていけないことはないと思います。もちろん、アウトラインなりMiniなりを読むことから始まると思いますが。

「事前に何か基本書(参考書)のようなものを用意しておいた方がいいの」?
基本書や参考書は不要でしょう。少なくとも通常のスケジュールであれば、そのような参考書を見ている暇はありません
私も途中でContractsの一部がよくわからなくなって「アメリカ法ベーシックス」を広げましたが、すぐに閉じました。こういった参考書は目的が違うのでBar試験用にはほとんど使えないように思います(時間があれば別ですが)。BarBriのMiniやBigをあたった方がいいです。

「PMBRとBarbri[の]両方こなす必要はあるの」?
本番のMBEがとても難しく感じたので、これに関してはよくわかりません
もちろんより多くの問題を解くことで有利になると思いますが、どの問題が良いとか悪いといったことはよくわかりません。
反省点としては、「試験と同じ時間で解いていくべき」という意見があったので、私もそれに従って常に焦りつつ解いていたのですが、今考えるともっと落ち着いて1問1問じっくり解いていくべきだったかなー、と思っています。時間を気にする余り、知識の定着率が低くなっていたように思います。
本番の問題は、PMBRやBarBriの問題よりもはるかに読みやすく問題文もわかりやすいです。
この私でさえ、AM、PMともに全問解くことができました。したがって、演習時にはあまり時間を気にしないでいいのではないでしょうか。

通勤・通学時の勉強
私は通勤時はPMBRのレクチャーCDをiPodに入れて聞いていました。
流しているだけであまり頭に入ってきませんが、何もしないよりはマシだと思います。
ただ、Contractsのレクチャーだけは全く頭に入ってきませんでしたので削除してしまいましたが。
直前はシャッフル再生して本番と同じように頭を切り替える練習をしていました。

自分の力を把握する
他人と比較する機会は模試と本番ぐらいしかないですから、自分の力を把握しておくことは重要だと思います。
私はMBEの演習の際に、解答した科目、問題数、解答時間、正解数、正答率、平均正答率をエクセルの表にして記録していました。こういったデータの中に現れる数字を日々の励みにしていました。

本番のMBE
本番はPMBRやBarBriの問題よりも易しいだろうと予想していたのですが、とにかく難しかったです。
自信をもって答えられたのはごくわずかでした。。。
特に見たことのないジャンルの問題が出てきてアセりました。
BarBriの模試のレベルに近かったような印象があります。

とにかく、Barの勉強は「大変」の一言につきます。
日本の弁護士さんなら多少は楽なのでしょうが、それ以外の人、特に私のようにLLMで専門コースを履修してBar科目をほとんど履修していない者にとっては、非常にキビしい戦いとなるでしょう。
私のこれまでの人生の中で最も勉強した期間の1つであることは間違いないです。
posted by TX at 15:16 | Comment(0) | 試験情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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